JC主催の市長選の政策討論会
JC主催で候補者による討論会が行われました。
内田えつしさん、折本ひとみさん、岡野じゅんこさんが登壇しました。
主な質疑応答は以下の通り。
Q:最重要政策について
内田さん
市民ファーストの視点でこれまでの政策のレビューを行い、事業仕分けを行う。税金の適切な使用を実現する。
特に注力する点は、
①前政権における無駄な事業の徹底した見直し(1億円を投じたシティプロモーションなど)
②災害対策を強化し、都市計画の見直しを行う
③市民ニーズに一つ一つ丁寧に対応をしていく(福祉、医療、介護など)
折本さん
徹底した情報公開を行い市民参加型の政治を行う。具体的には、市民による市政参加のための委員会をすぐに設立し、施策立案から関与してもらう。
特に注力する点は、
①情報公開の徹底、市民参加型の政治体制の構築
②教育強化、浦安版こども園
③浦安経済活性化
岡野さん
市長に就任したらすぐにオーラーンドのディズニー本社に訪問し、ディズニーとの関係を深める。
特に注力する点は、
①福祉の強化(待機児童対策など)
②総合公園ブックカフェを設立し日常を楽しくする
③浦安を目立たせるブランド力強化
(3候補の中で唯一これまでの市政へのPDCAへの言及はなし)
Q:千葉県がいじめ認知ランキングでワースト1になったことを踏まえいじめ対策などを考えているか?
内田さん
・県議会でいじめ防止条例を作った実績と知見がある。
・いじめは人権侵害だと言うことを徹底して教育する。いじめられる側にも非があると言う表現は言語道断
・いじめ110番が9時から17時に相談時間を区切っているのはおかしい。いつでも相談できるような制度を整えなければならない
・いじめをする側と受ける側の、それがいじめであるかどうかの認識の違いについても家庭、学校、社会で見守っていく社会システムを作る必要があり、いじめと感じる人がいる時点で「いじめである」として認識し、対応する。
折本さん
・相手の立場に立って考えることを促す教育を新設する
・自分の気持ちを伝えるコミニケーション教育を行う
・具体的にはロールプレイを使って相手の立場を考えるような教育を行いたい
岡野さん
・千葉県はいじめ発生ワーストワンであることを認知していることをプラスと見る視点も必要
・いじめは起こる(校内の犯罪があると言う認識のもとで)という前提で動き、報告制度を作る
・同じ形にはめる教育のあり方が問題で多様性を認めるような制度づくりが必要
Q: 挑戦したい若者への支援制度についての考えは?
内田さん
・単なる語学留学等ではなく夢を叶えるための支援を拡大したい
・何をしたいのかわからない若者への相談の窓口や、情報の提供を強化したい
折本さん
・世界に羽ばたいていく若者を支援したい。
・起業家支援のインキュベーションセンターを駅に作る
岡野さん
・成績で、5段階で3.0も取れない弱者の子供への配慮を優先したい
・市役所にある多様な情報を開示していく
Q:浦安〜新浦安間の交通アクセス方法改善のために何を行うか
内田さん
・自分は鉄道が大好きでかねてよりこの問題にはいろいろな思いがあった
・モノレール設置案もあったが費用の問題で難しかった。ロープウェーも作ってみたいが難しいだろう
・新しいバス交通とお散歩×を組み合わせて解決していくことが現実的
・すぐできる方法としてはバス交通の充実が現実的。浦安〜新浦安間を止まらないエクスプレスバスを作り時間短縮を図る
・併せて歩いて楽しい街にしてお散歩をしたいと促す動機付けを行う
折本さん
・LRTについて6千万円を出して調査をしたが、前市長時代にできないと判断された
・市内全域で循環バスを作ることを主軸に置いている
・その他の方法については市民委員会を組織するので、そこで市民からのアイデアを募る
岡野さん
・357で浦安が分断されているのはもったいない。BRTを作り、浦安内をつなぐ。
・富山のようにレンタルサイクルも活用したい。
Q:他の候補との違い、自身の強みは?