二大名将の一騎打ちとなった2021年の浦安市長選挙でした。

固唾をのんで状況を見守った市民の方も多いのではないでしょうか。

そして内田さんも松崎さんも大変お疲れ様でした。この記事では、その市長選の結果を数字で見てみたいと思います。

 

市長選結果のデータ整理

今回は現職の内田さんに21名中17名、率にして81%もの市議さんが応援に回るという異例の事態にもなりました。

そんな中で、最後勝利を勝ち取ったのは現職の内田さんでした。

現職であること、組織的対応、ということで、やはり選挙には強かったということでしょう。

一方、そのどちらもない松崎さんも全体の40%超の得票をされ、大健闘されたという声も聞きます。

今回の選挙結果をデータで纏めて見ました。

なお、元町・中町・新町の定義はこちらの市の定義を用いています。

投票率:

元町=37.6%

中町=52.8%

新町=51.5%

以上は浦安市の公式発表データを基に作成しております。

データからわかる浦安市の選挙の法則

これを見ると、今回の選挙には新町の有権者の関心が伸び、投票率、および投票数も伸びていることがわかります。

中町は、もう新しい物件が作られる立地がないため、安定した動きです。

元町は投票率は相対的に低いものの、人口は新町の2倍、投票者数も新町の1.5倍いるため、元町票の選挙への影響は、引き続き大変大きい状況であることが分かります。

逆に新町地区が持つ票の選挙への影響は、有権者数は全部で3.1万人しかいないため、選挙結果に影響を与えるには高い投票率が必要ということになります。