浦安市の来年度の予算計画が発表され、浦安における投資、発展戦略の方向性が発表されました。

以下が開示資料です。

今回の記事は大きな施策についてご紹介したいと思います。

まず、市税の税収が大きく減っています。市内の事業者が赤字になり、税金支払いが大幅減になったことが理由でしょう。

一方で市民の税収は増えています。このことから推察するに、市民の多くの方はコロナでも追い風の業態(デジタル系など)にお勤めになられているのかもしれません。

全体としては大きな減収なので、無駄なお金を使うわけにはいかなくなりました。その意味では税金の無駄ではないかと不評であった「こども図書館建設計画」が白紙になったことは良いことだと思います。

今年の予算で、必要な改修以外で億円単位で計上されているのは以下です。

  • 郷土博物館リニューアル 3.3億円
  • 護岸解放 1.6億円
  • 千鳥海釣り公園整備 0.8億円
  • 新橋周辺整備 2.2億円
  • 猫実区画整理 10億円

また値段は未定ですが、中3.小6の給食費が無料になります。これはポジティブな反響がありました。

違法駐車で多くのクレームが出ている新浦安北口にバスベイを設置する計画も動き出します。これもポジティブな反響です。北口道路の違法駐車については今後厳しい取り締まりをしていくようです。

一方で、郷土博物館に3.3億円を投じることについては、異論の声が出ているようです。現況でも小学生からは人気の高い施設ですので、どのほどの投資が必要なのか、もしくは稼ぐ施設にする方法はないのか等の検証が必要かもしれません。

これらは3月の議会で議論されることになります。