2018年3月14日から、今川橋付近などの交差点において、歩行者の安全を確保するため、信号機のサイクルが変更されました。
今回の変更は、千葉県交通安全対策推進委員会が行う共同現地診断の結果を踏まえ、千葉県警察本部が検討し、歩車分離方式を採用したものとなります。
詳細な場所は以下の通りとなります。
今川橋
新浦安駅北西側
また、信号の変換は以下の流れになります。
(以上、出所:浦安市)
歩車分離への変更告知が遅かったためか、当日は多くの混乱が見られました。混乱を予想して、通勤時間帯には警察官が交通案内のために配備されました。
たしかにしばらくはいつもの感覚で飛び出してしまう混乱が起こると思いますが、時間とともに周知が進み、守られるようになるでしょう。
今回の変更は歩行者の安全を守るためには良い方向性だと捉えています。
事故が、特に車と人の死亡事故が起こるのは、右折する車が対向車に気を取られて焦って右折した際に、横断歩道の歩行者に気づかずぶつかってしまうケースです。
このような事故は歩車分離式であれば完全に防ぐことができます。
デメリットとしては信号の間隔が間延びすることですが、左折で歩行者待ちをする車も無くなるので、プラスマイナスゼロになるかもしれません。
多少の事前トライアルをしてからにすれば良かったのではないかとは思いますが、費用をかけずに安全を高めるこういった工夫を行うことは良いことだと思います。
信号すらない明海や日の出の交差では、ラウンドアバウトのような多少の修正で安全を向上できる改良も是非千葉県、そして県警にはご検討頂きたいところです。