昨年12月頃より、防犯協会のデータを見ると浦安市内での戸建てへの空き巣が多発しているようです。
完全施錠の家でも、ガラスを破り侵入する手口と書かれています。
(浦安市防犯協会)
昨年12月以降の場所をマッピングすると以下のようになっています。
これまで戸建てがターゲットになっていましたが、最近では1/6にマンションでも同じ手口の空き巣が発生したようです。
主な手口に「焼き破り」と言うものがあるようで、バーナーでガラスを焼いてからドライバー等で突き破るとほとんど音もなくガラスを破壊して穴を開けられてしまいます。
昔ながらの薄いガラスなら、ガラスを破って鍵を開けるまでの時間は数秒です。
一方で、侵入に数分かかるってしまうケースの場合には目撃される可能性が高まるので諦めて次に行くことが多いようです。
地味ですが手間と時間をかけさせる有効な手段として、防犯フィルムがあります。
防犯フィルムを鍵付近に内側から貼りつけておくことにより侵入までの時間を稼ぐことになり、ある程度の抑止力になるようです。
100円ショップなどの薄いシートだとすぐに溶けてしまうので、上記のような厚手の頑丈なシートを鍵の付近のエリアに裏側から張り付けておくことで、簡単にはガラスが割れなくなります。
さらにシャッターがあるお宅は、必ずシャッターを閉めて外出されるのが良いでしょう。焼き破りができなくなります。
各家庭による個別のネットワーク型防犯カメラの設置も効果的です。リアルタイムでネットワークに画像がアップロードされるので、仮に配線を切られて停止させられてもそれまでの様子はすべてクラウドに完璧に録画されますので証拠が保全できます。
そして、こう言うときこそ地域内の輪の目と、助け合いが大切です。お互いを助け合う気持ちでいれば、いざと言う時には地域全体ですぐに対応でき、防衛する方が可能となります。