一時「三番瀬環境観察自然園」と名前を変えて浦安市から意見公募がありましたが、それを見る限り、コンセプトが貧弱で反対意見も多かったように見えます。

その為なのか、31年度予算ではさらっと名前が「三番瀬環境観察施設」に戻っていました。

建物はすでに完成し、什器の運び込みも行われています。

水場の左の壁の裏にシャワーが設置されます。

現在は建物周りの外構工事が進んでいます。

三番瀬環境観察施設の31年度の必要費用は以下の通りです。

総工費約2.2億円(土地代を除く):

✴︎昨年予算で1.6億、今年は上記の通り6,500万円かかっています。

年間運営費約1,500万円

となります。

果たしてこれだけの税金を投入する意味はあるのかどうか、オープン後の利用動向が気になるところです。

もし民間資金とアイデアを活用して、設計、建設から運営までを全て任せるスキームにしていれば、こんな税金も一円もかけることなく、あの海辺の一等地に素晴らしいカフェや飲食施設ができていたかもしれません。むしろそこから増収になっていたはずなので、その資金を使って公園への防犯カメラ設置や福祉事業を手厚くできたと思います。

せっかくの地域発展、地域活性化の貴重な土地とチャンスでしたが、市民の意見は聞かれることなく当初案で突き進められてしまった案件でした。

この案件は前政権時代に三番瀬環境学習館として建設が、決定がなされたことであり、それが現市長になっても残りました。

合理的な判断による結果には見えないので、何か大人の事情が裏にあるような気がします。

本当はどんな経緯があったのか?

今後取材をしていきたいと思います。