数年に亘り工事が続けられていた三番瀬環境観察館の工事が概ね完了しました。
出来立ての建造物であり、親切な市の係員さんが維持、補修をしてくださっているので、今も新築のように綺麗な物件です。
6月に建物がオープンし、その後外溝の工事が進められていましたが、ようやくそれも完成しました。
職人技の光る綺麗な広場です。
一方で、億円単位の初期費用と一千万円単位の年間維持費がかかる割には、あまり人気がない印象です。
なんのためにこの施設を税金を投入して作るのか?の議論が足りなかったのかもしれません。
子ども図書館もかなりの費用がかかりますが、一部の市議さんはその意味に疑問を持たれているようです。大きな市税の投入なので、パブリックコメントを大切にして、本当に市民が求めているのかについては丁寧な検証が必要かと思います。
一方で、東京湾の反対側の横浜市では、なんと来年度内に新規の都市型ロープウェイが完成するようです。
(出所:横浜市)
横浜市のPFIの公募に応募した民間業者が、60億円を全額負担して実現することになりました。横浜市は税金を1円も使うことなく、見事な手法です。
内田市長も市長選挙の時には、浦安市内の都市型ロープウェイに関心がある旨は話していました。
浦安は横浜に先を越されてしまいましたが、ディズニーを始め、魅力ある街であることには変わりません。
浦安市の存在価値を高めるようなこういった新しい取り組みを本格的に浦安市でも研究し、追求してみる価値は十分にあるように思います。