市民ニーズに即した活用を求められる三番瀬環境施設用地の運営イメージを膨らませてみました。

もしここに三番瀬の環境を観察しながら家族や友人の方々と集い、また、ランニングやお散歩途中に立ち寄って休憩できる市民の憩いの場となる民間事業者のカフェ・レストランを浦安市さんがPPPで導入して頂けるようにご検討を進めてくださった場合を想定してみました。

 

日の出最南端にあるこの土地の広さは約2,000平方メートルです。もし民間企業がこの土地を購入するとなれば5億以上の価値を持つ土地です。

換言すれば、浦安市はこの土地代5億円超+建設費で10億円近い費用を投じて、市民のために何を作るのか?、ということになります。(誤解なきように追記しますが、実際は相手が千葉県であり公共施設目的なので土地取得に5億円も払ってないと思いますが、お金を使うということについては常に時価で考えるべきなので、このように捉えることにしました)

10億円の野菜工場事業を止めたことは内田市長のご英断として市議会からも評価はとても高い事項です。

一方で、10億円相当の資産を使って、倉庫+部屋+簡易のカフェを作るというような投資は良いのでしょうか。

この2000平方メートルという土地があれば、例えば平面1階建であっても以下のようなスターバックスのドライブスルー(駐車場付き)も建設可能です。

この木々の内側にはオープンカフェスペースがあります。

木々に囲まれたオープンカフェ。

ドライブスルーも作れます。

実際には、二階建て以上にもできる場所ですから、その利用価値、施設の価値は大変高く、市民や浦安への来訪者のおもてなしの拠点となる場所にすることができます。

こんなカフェやレストランが三番瀬のこの場所にできたとしたら、地域の方々はどれほど喜ぶことでしょう。

また、観光活性化にも十分活用できる場所になりますし、将来的には三番瀬を例えばビーチ化するとして、その維持費を取るための入場施設として資金を集めることにも活用できるかもしれません。ビジネスとして収支を成立させることは継続性の観点でとても重要です。

最近は、海のない立川市にもビーチができました。

その名も「タチヒ(立川飛行場跡)ビーチ」。

SNS投稿の為に来場される方も多いそうです。

ビーチ化することでバーベキューやカフェ、近隣の方々の憩いの場とすることに成功しています。

浦安市、今はフリーハンドで物事を決められるタイミングです。

ぜひ是々非々の視点で、浦安の未来にとって、もっとも有益となるよう、この10億円相当の市民の共有資産と建設資金の使い方をご検討頂けたらと願っております。