ハイアットプレイスは北米を中心に展開されているハイアットホテルのブランドの一つです。
これが日本初上陸の場所が浦安となったわけで、地域経済活性化への期待は高まっています。
来年夏オープン予定ですが、外観がかなり見えてきました。
工事の進捗と、どんなホテルになるのかについてご紹介したいと思います。
Executive Summary
現在の工事の進捗
まず2018年末時点の工事の状況です。ほぼ建物は完成しています。
オレンジが基調となった落ち着いた雰囲気です。
夜は暖色系のライトアップが行われています。新浦安の雰囲気にあったホテルとなっています。
では、ホテルの内容はどんなものになるのでしょうか?
ハイアットプレイスのホテルコンセプトについて、アメリカのオフィシャルウェブサイトの内容を紹介します。
ハイアットプレイスは、スマートにデザインされた最先端技術と近代的環境におけるカジュアルなおもてなしを提供する新しいタイプのホテルです。
この新しいホテルは、仕事とプライベートのバランスをとるためにサービスを自由に選択できることを求める多種多様な人向けに、彼らのライフスタイルにあわせるように設計されています。
海外のハイアットプレイス
まずは海外の事例を見てみます。
ハイアットプレイスでは、セレクトサービスを提供するホテルの業界リーダーであり、24時間365日、好きな時に出来立ての料理とフレッシュな飲み物を提供するサービスを行います。
ハイアットプレイスはフリーWiFiと自由に飲食できるa.m. Kitchen Skilleでの朝食 を提供します。このサービスはビジネス客には大変人気であり、またオープンスペースでの食事ができるため、リラックスしたり人々の交流にもつながっています。
広い部屋ではゲストは身体を伸ばして休むことができ、ハイアットグランドベッドで休むことができます。
米国ではすでに240以上のハイアットプレイスが営業しており、今後100以上のハイアットプレイスが世界中に展開されます。
そのうちの1つが日本初のハイアットプレイス新浦安です。
ハイアットプレイスはセレクトサービスを提供するホテルの中で最高のブランドを持つホテルであり、競合他社とは差別化されています。
客層としては、中間からハイエンドの客層が多く、自分達の好きなように過ごせることをホテルに期待している客が多いようです。
新浦安のハイアットプレイスはどんなホテルに?
全体像はすでに発表されていますが、米国のオリジナルコンセプトを踏襲しています。場所は了徳寺大学と結婚式場の間です。
以下ハイアットプレイスの記者発表資料より。
入り口はヤシの木で飾られ、南国のリゾートを思わせる雰囲気になります。
実際の建物も予定通り作られています。
セットバック部分にはゲスト専用のテラスが設置され、テラスからは美しい公園と、その向こうに青い東京湾が一望できます。
屋上にできるのはプールなのか、ジャグジーなのかはまだ分かりません。海外のハイアットプレイスではプールも普通に併設されています。開示されているのは「屋上テラス」とのみ発表されています。
近隣住民も使えるハイエンドレストランも設置される予定です。
新浦安のハイアットプレイスのコンセプトは以下の三つが掲げられています。
- シンプル・ゾーニング
- リゾート・スケープ
- オールデイ・ファザード
このコンセプトを実現する為に建物の配置はこのようになっており、近隣にも配慮しているとのことです。
ハイアットプレイスの全体概要
建物、ホテルのスペックは以下の通りです。
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地面積10,240平米
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延べ床面積 21000平米
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構造 地上10階、地下1階
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客室数365室
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駐車場 140台
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付帯施設 飲料施設、フィットネス、キッズコーナー、屋上テラス
単にディズニー客の寝泊まり宿からの脱却が、浦安のさらなる発展には不可欠です。
ディズニー以外にも浦安で時間を過ごしたいと思わせる仕掛けと、そのためのアコモデーションを用意する必要があります。
この新浦安のハイアットプレイスは、新浦安における長期滞在型のニーズにも応えるホテルとなり、新浦安の新しい発展に寄与するホテルになることが期待されます。