22年度予算に計上されていた三番瀬環境観察館前の海へのアプローチ階段の工事が本格的にはじまりました。

完成は夏頃の予定です。完成予想図は以下の通りです。

意外だったのは、護岸を一旦壊している点です。

こちらの護岸は三番瀬の埋め立てを想定していた為に強度の弱い河川護岸であり、災害の脆弱性は指摘されていました。

一部とはいえ、新しく護岸を作り直して堅牢にすることは多少の災害安全対策にもなるのかもしれません。

一方で気になるのは運用方法です。議会答弁では、本アプローチは観察館のイベントのみ使用して通常は閉鎖するという話もありました。

その場合に、ここ数年不法投棄やゴミの残置で問題になっている潮干狩り客による不適切な使用などの懸念があります。

実際に三番瀬観察館では、潮干狩り客によってトイレのシャッターが破壊され、閉鎖してトイレの中の水道やトイラが使われるという事件も起きています。

また三番瀬では過去に災難事故も起きています。この辺りの防犯や事故防止について、どのような対策が練られているのかは大変気になるところです。

市の発表や議会の情報を引き続きモニターしていきたいと思います。