現在、浦安市では3月の定例議会が行われています。

開示されている会議もありますが、非開示の会議も多数あります。議会内容を細かくリアルタイムで共有頂いている議員さん(折本さん、岡野さん)のブログから情報を拝借しまして、この記事を作成しています。

 

昨日は会派よる代表質問でした。

会派は自由民主党・無所属クラブから小林議員、公明党から一瀬議員、市民の会から水野議員、うらやすみらいから芦田議員、20年後の街づくりの会から柳議員が質問しました。

  • コロナ感染症対策について、ワクチン接種は医師9名を含む105人体制で実施する。アナフィラキシーなどの緊急事態にも対応するため救急隊員も配備する。16歳以上の市民14.5万人の内希望者が対象。4月中旬以降65歳以上の3万人を対象としその後基礎疾患者や一般市民に対象を拡大する。まずは集団接種から始め状況を見て掛かりつけ医などでの個別接種を検討する。
  • 当初予算については、経常的経費をゼロベースで見直した。議会からの要望書も反映した。内部事務経費や補助金等を削減し、経常的経費削減は前年比4.8%。地方債なども活用し、現時点では健全財政を堅持している。財調も50億円以上の残高を維持する。
  • 内田市政の主な事業成果は、保育所を増設し、令和2年度中の待機児童ゼロの目途がついた。その他、東野パテオ、幹線道路液状化対策、無電柱化、旧イトーヨーカドー閉店後のシャトルバス運行などが成果。
  • 市川市の中核都市への移行(2023年での移行を目指す)に伴う影響については、現行の保健法では中核都市への移行は人口20万人以上の要件があり本市は不適。保健所政令市への移行による独自の保健所設置についても、移行計画を政府に提出して閣議決定を経る必要があり、政府は人口20万人以上との指針を示している。また費用についても近隣の船橋市は年間10億円、柏市7億円など多額の財政負担を要する。本市と同様の事態に見舞われた我孫子市は保健所の分室設置で対応した。
  • 音楽ホールについては、指定管理料の削減やネーミングライツ使用料の確保に取り組んできた。令和4年の指定管理者公募から、より一層の指定管理料削減を図るため、独自財源を確保できる事業者を選定し効果的・効率的な運営を目指す。またそのために利用料収入を事業者が受け取り、固定委託費は減額する「利用料金制」を導入。
  • 防犯カメラ設置計画については、半径200メールの範囲で設置を進め、三か年で28の重点整備地区に設置する予定。市のカメラの設置を優先する方針であったが、出来るだけ早い設置を進めるため、自治会独自での設置への補助を検討する。
  • 障がい者歯科診療については医師会と協議中
  • 県立特別支援学校についても進めている。
  • 羽田空港アクセス線の鉄道事業の許可については、東京貨物ターミナルから羽田空港新駅へのアクセス新線が許可されたことを受け、臨海線と京葉線の乗り入れなどによる臨海部ルートの開通を協議会に要望する。
  • 市内3駅のホームドア設置については、新浦安駅と舞浜駅については2032年度末までに整備することが平成30年3月JRによって示されている。浦安駅は令和4年着工、6年供用開始予定。舞浜駅ホームの延伸化も工事中。
  • 市街地液状化対策は、具体的工法の開発や情報提供を国土交通副大臣に市長が要望した。
  • 本年度当初予算では補助金原則20%、約3億円削減した。
  • 護岸は1635mの内、515m開放した。今後早期に全面開放を目指す。
  • 子ども図書館に関する土地利用については白紙撤回せず基本計画通りに進める。
  • 音楽ホール賃料交渉には市長も出席したが減額には応じず。
  • 市役所一階の市民活動センターは10階に移動し、元の場所にパスポート窓口と憩いの広場になる。
  • 新浦安駅南口ロータリー改良工事については、渋滞緩和のため中央分離帯を縮小し交通を円滑化する。
  • チャレンジショップについては、本年度も事業は継続するものの費用の50%を入居者負担とする。また昨年末までに応募が5社あり駅前の好立地を活かし賑わいを創出するため2社を選定した。自社アプリでパンを販売するベンチャー企業とヨガの健康イベントを開催する会社。
  • 小学校学級の少人数化(40人→35人方針)については本市は1-3年生を35人、4-6年生38人で対応する。減少傾向にある教員の確保も課題。
  • クリーンセンターの延命化には総額で128億円かかる。

足元のやるべきことを粛々とやるという方針であると考えられます。

水野市議が要請していた、新浦安ロータリー入り口のバス路線専用通路と一般車&タクシー侵入路の分離も来年度実施されます。