コロナ禍で、特にこの緊急事態宣言においては人に会うことができず、コミュニケーションの頻度は大きく下がってしまいがちです。
感染拡大を抑えるためには人と会うのは極力避けるべきですが、デジタルツールを使えばフィジカルな面談に比べると一回あたりの効果は下がるかもしれませんが、移動がなくなる、いつでもできる、というプラス面も多数あります。
効果を70%としても、デジタル対話の場合の回数や同時対話できる人数ががフィジカルに行う場合に比べて少なく見ても200%になるため、コミュニケーション効果は70%×200%=140%と向上します。
浦安市もこれから成長を維持できるか、はたまた凋落していくのかの境目にあり、市民全体の英知を集めて浦安の発展を実現させなければなりません。
そのためにもより多くの意見やアイデアを広く収集し、政策に活かすことが不可欠になります。
先日の市が主催した会議体でも、千葉大の教授がまさにその重要性を指摘されていました。
そんな浦安市において、デジタル対話をいま積極的に行われている浦安関連の議員さんをご紹介したいと思います。
1. 市議 折本さん
選挙が終わった後は姿が見えなくなる政治家がほとんどの中、選挙後も毎週必ず駅前に立っていたのが折本さんでした。少し前までは駅前演説+アメブロという一方通行のデジタル活用のみでしたが、昨年よりTwitterやYouTube を中心とした更なるデジタルツールを全面的に活用を始められています。
最近では本音を聞くための市民へのアンケートやTwitterでの意見収集、YouTubeのライブ配信などマルチメディアで最新情報を発信されているようです。
市政に関して何か気になることや心配ごとが有れば、折本さんのTwitterにコメントを書いて頂くとその場でオープンに討論ができて良いかもしれません。
最近ではクラブハウスのような最新のツールも活用されているようです。
基本的に毎日夜9時に開催し、対話を重ねたいという旨を表明しています。
クラブハウスは閉鎖的である、というご意見もあったとのことですが、双方向で対話できるメリットもあるということで、マルチメディアで今後も一人でも多くの市民の方々とコミュニケーションされていくとの表明をツイートされています。
2. 市議 西川さん
西川さんはかなり前からTwitterを活用されて、たくさんの情報の発信をされています。
浦安市の広報発表をよくツイートされていますので、市の最新情報を取得するためにフォローしている方も多くいらっしゃるかもしれません。
以前はもっと市民からの質問に返信、議論され双方向のやり取りをされていたようですが、最近は返信率は少し下がっている傾向です。
今は情報発信が主なユースケースで、一方向のプラットフォームとして利用されているようです。
コロナだからこそ、双方向対話を望む市民も少なくないかもしれません。
3. 元市長 松崎さん
元市長の松崎さんも、最近Twitterを再開されたようです。
まだそこまでアクティブにはなっていないようですが、今後選挙に向けて活動は拡大されることを表明しています。
また、最近話題のクラブハウスでの直接対話も活用したいと表明しています。
選挙後にまたデジタル対話が途絶えることがないことを願いたいところです。
4. 千葉県知事候補 熊谷さん
熊谷さんは当初より全面的にTwitter、Facebook 等を確認され、双方向対話を積極活用されています。
選挙の有無に関わらずしっかりと対話されているのは好印象かと思います。
こうしたデジタルツールの存在で、今後の選挙戦の在り方も大きく変化して行くことでしょう。
特に各地の選挙で自民党が最近負けていることから、基礎票だけではもしかすると勝てない世界がすぐそこにきているのかもしれません。
デジタルネイティブな世代がマジョリティになっている時代にすでに変わっており、今後ますますデジタルを使った有権者とのコミュニケーションは大切さを増してくる一方であると思われます。