浦安は、住めば住むほど、その魅力を強く感じる街です。海外旅行よりも総合公園で散歩する方が幸せかもしれないとすら思います。

浦安が大好きな浦安ファンとして、この街浦安で、ずっと時間を過ごしたいと心から感じています。




いま「地域活性化」という言葉は、これからの日本の存続において重要なキーワードの1つとなっています。

空港などの公共施設の民間委託案件にこぞって東京の大企業が手を挙げ、そのインフラを使った地域活性化施策に関して各社が頭を悩ませています。

仙台空港の運営権が80億円で、関西+伊丹が2.2兆で売却されました。コンセッション方式での民間委託が行われ、資産はあくまで官が継続保有し、運営する権利だけを民間が購入する形です。

愛知県では有料道路の運営権が1400億円で売却されています。凄まじい金額です。

関空だけは地元オリックスによる運営だが、それ以外は東京の企業が買収しました。今後の争点となるのは、果たして地域外の企業に真の地域活性化ができるのかという点でしょう。

地域に住み、地域を素で愛する人間でなければ、その地域に求められる活性化施策を実行できるかはまだ分かりません。

かといって地域だけで固まるのも井の中のなんとやらになる畏れや、そもそもの知見やノウハウ不足から発展しない可能性もあります。こればかりは時間をかけてその後を見てみるしかないでしょう。

浦安の活性化を考えるには避けて通れないことがあります。浦安の弱点である防災対応力です。

市として単独で取り組むべき事項も多々ありますが、県との連携、国との連携が不可欠な喫緊の課題です。どうすれば浦安を、そこに住む人々を、家族を、来たる未曾有の大災害から守ることができるのか、それは我々各市民が今から真剣に手を取り合って考え、行動し、答えを出していかねばなりません。

防災は待った無しです。地震大国日本に住む以上、これは浦安に限ったことではありません。浦安で先進的な防災対応の取組を先駆けて実例を残すことにより、それを日本全国にノウハウを共有し、災害による悲劇を食い止める一助となるはずです。

そして、その防災対策の上に、ディズニーとも連携した集客観光対策を重点的に行い、浦安が世界屈指のリゾートシティとする方向があるはずです。浦安はそのポテンシャルが間違いなくある素晴らしい街です。