2017/6/28、イトーヨーカドー食品館 新浦安店がいよいよオープンしました!
地域の希望の光ですね。
駐車場は、平面のみの利用です。立体は閉鎖されています。
旧イトーヨーカドー新浦安店の一階部分の食料品売場の営業再開となります。その他の部分は閉鎖されています。
フードコートも工事をしていたのでマクドナルドなどの飲食店も復活するのか??と期待をしていましたが、座席のみのイートインコーナーでした。
駅前のマクドナルドも混雑がひどくなり、マクドナルドの再開を望んでいましたが、残念です。
さて、イトーヨーカドー食品館 新浦安店の店舗マップはこのようになっています。
シンボルロード&明海大学側に200席のイートインコーナーが設けられました。
食品売り場はいつかの光景がそのまま残っています。どこかホッとします。
フードコートは壁で区切られて、再開されることはありませんでした。
検証!イトーヨーカドー食品館再開の背景について
イトーヨーカドー新浦安店はクオン新浦安の開発やホテルエミオンを運営するスターツグループによって買収されました。
(参考記事)
速報!イトーヨーカドー新浦安店の購入者はスターツ・ディベロップメント社であることが判明!
検証!スターツはイトーヨーカドー新浦安跡地をどのように開発するのか?
スターツグループがイトーヨーカドー跡地を再開発するまでの期間限定の食品館営業の予定となっています。
地元住民からの声が強かったこと、そしてスターツの合意があったことで今回のイトーヨーカドー食品館の再開が実現しました。
ではなぜスターツはイトーヨーカドー食品館の再開に協力することになったのでしょうか?
スターツの新浦安に対する経営資源の投入はかなり大きく、新浦安は重要戦略拠点であると言えます。
その衰退に関わるイトーヨーカドーの残留に協力することは自然なことかもしれません。
また、クオン新浦安の販売促進の面もあるかもしれません。新築マンションの販売には近隣のスーパーの有無は大きな影響があります。
その意味でイトーヨーカドー食品館がオープンすることはスターツにとってもメリットがあるとも言えます。
地域住民として意識すべきこと
暫定措置として今回のイトーヨーカドー食品館新浦安店は再開された訳ですが、この店舗の業績は今後の新浦安の発展に大きな影響を与えます。
イトーヨーカドーは大規模なGMSだと不採算であり、今大量閉店に追い込まれています。
新浦安店もその一環でした。
しかし、もし再開したこの食品に絞った「食品館」の事業モデルが、新浦安にて十分な利益を確保できるようであれば、この形でこれからも新浦安にて事業を継続したいとイトーヨーカドー本社も考えるはずです。
イトーヨーカドーの社訓として、地域のためのインフラであり続けるという考えがあります。なるべくイトーヨーカドーとしても撤退は避けたいはずです。
そして近隣には食品館事業に最適な「マリナガーデン新浦安」という商業地区があります。
暫定措置の今の店舗かおそらく年末頃には閉鎖になるでしょうから、そこでイトーヨーカドー本社による意思決定が行われるはずです。
その判断材料は、今日からオープンしたこのイトーヨーカドー食品館新浦安店の営業業績になるはずです。
イトーヨーカドーがなくなり、地域は大変な損失でした。この失敗を繰り返さず、未来につなげるには、日の出地区住民は積極的にイトーヨーカドー食品館を利用し、業績向上と良い実績作りに貢献することが肝要であると思われます。
現在の建物が取り壊しとなるときには、マリナガーデン新浦安にて食品館をシームレスに再開頂けるように、ぜひ地域としてイトーヨーカドーを支えていくべきだということを、地域内で広くお声かけ頂くことが大切かと思います。
再開されなければ数年間、再びスーパーが新浦安・日の出地区からなくなってしまいます。
浦安、特に日の出地区の継続的な住環境維持のためには、地域一丸となることが大切かと思います。