スマホが溢れる今、グーグルマップを使うことで、目的地には誰もが「ほぼ」迷うことなく到着できるようになりました。
しかし、「ほぼ」と書いたとおり、まだ細部において解決できていないことがあります。
地図アプリを使う時の悩み
まず住所の入力は面倒です。特にカーナビは面倒ですよね。
さらにカーナビだと車が正しい住所を認識できないこと、そもそも載っていないこともあります。
目的地が正しく入力できても、間違った場所に到着したり、入り口が分からないということも多発します。
これらの問題はナビゲーションのシステムではなく、住所にあります。
建物にきちんと到着できたにもかかわらず、特定の入口や駐車場、待ち合わせ場所が見つけられないことほどストレスになること はありません。建物がある周辺をぐるぐる移動して「もう近くに到着しているはずですが、場所を詳しく教えてください。」と電話で面倒なやり取りをしないといけません。
さらにキャンパスの中の広場や、路面のケータリングカー、ビーチ、絶景スポットなどにはそもそも住所が存在しません。
また新しい道や建物は、地図アプリのデータベースに載っておらず、最新版のデータにするために長い時間を待つ必要があったり、手動でソフトウェアをアップグレードしなければならず、特にカーナビなどはユーザービリティは大きく下がります。
浦安市で言えば、ディズニーランドにみんなで遊びに行き、だれかがスタンバイラインで待っているとします。
そんな時にトイレに行っていた仲間に自分の場所を口頭で伝えるのはほぼ不可能です。
しかし、それを可能にするソリューションを提供するスタートアップがあります。
たった3つの単語で貴方の位置を正確に知らせる方法
ロンドンをベースとした「what3words 」というスタートアップがいます。
彼らは上記のような小さいようで結構大きな悩みを解決するサービスを新しい発想で解決するソリューションをローンチしています。
彼らは全世界を3m x 3m のグリッド(方眼)に区切り、その全てに名前をつけました。
具体的には以下のような感じです。
これによって、住所がない場所でも、世界中のどこにいてもピンポイントで待ち合わせができます。
新浦安の駅前と言っても広いわけで、この3ワードにより、場所をピンポイントで特定できます。
言語も日本語を含む30近い言語に対応しています。
友達に「はいきんぐ、みまい、はしった」のバス停からバスに乗ってね。」といえば、瞬時ににバス停の場所を一意に知らせることができます。
アプリからであれば 左下の上矢印ボックス↑をクリックするとメールが起動しますので、それでワンタップで相手にスリーワードを送信可能です。
浦安市での有効なユースケース
ディズニーランドの待ち合わせも、説明が大変な時があると思いますが、これでもう悩む必要がありません。
スタンバイラインに並んでいても、現在地を瞬時に伝えることができます。
このwhat3words には専用アプリがローンチされており、利用料は無料です。是非お友達同士、ご家族で使ってみてください!
アプリはwhat3words で検索すると1発で出てきます。
ベンツ全車両にも組み込まれる次世代アプリ
また、このシステムは当社に投資をしているダイムラーにより、今後のすべてのメルセデスベンツのカーナビシステムに、組み込まれることが決まっています。
次世代のモビリティ活用を見越した新しいソリューションといえます。
浦安市の観光活性化にも活用できそうな素晴らしい斬新なソリューションです。