新浦安を中心に浦安市内ではホテル建設ラッシュが起こっています。その建設現場もいよいよ佳境に入りつつあります。

 

まずは「東京ベイ東急ホテル」の建設現場に足を伸ばしてみます。

竹中工務店による施工で、躯体の方はほぼ完成しており、あとは内装と駐車場の工事が残っているのみです。

お部屋も下の階からすでに作り始めています。

公式HPで素晴らしいお部屋の様子が公開されているので興味のある方はご覧ください。

総部屋数は600超、開業は来年2018/5となります。

 

続いて「ハイアットプレイス東京ベイ」の現場に移動します。

こちらは北野建設で工事が進められています。

現在はセーブコンポーザーで地盤改良工事が行われているようです。こちらのホテルは2019年に開業予定で、ホテル内には寿司屋、鉄板焼きのお店ができるそうです。

 

次は了徳寺大学を挟んでシンボルロード側の「ケネディクス社によるホテル」の建設現場です。

300室ほどのホテルで、ケネディクス社からは「新浦安ホテル」としか開示はまだされていません。

開業は2017年と言われていましたがおそらく来年春ころになるかと思われます。

ホテルプランドはまだ未発表ですが、ロイヤルパークに委託するという情報もあります。

すでにエントランスのひさしも出来上がりつつあります。鉄骨造なので建設スピードは比較的早いですね。

 

続いては、ホテルエミオンの新館である「エミオンスクエア」の現場です。

エミオンスクエアは来年2018年1月に開業予定です。

すでに周りの足場も外され、今は内部の建設に移っています。

ホテルエミオンとの一体運営のため、レストランは作られない予定です。

ホテルの建設は一般的には地域経済にとってはプラスです。

これからの浦安にとって大切なことはこれらのホテルと如何にして共存共栄するか?ということでしょう。

そうしなければ地域内の相互理解に溝が出来てしまうこともあるかもしれません。

いまはディズニーをフォーカスする新浦安地区のホテルですが、地域の魅力を増すための努力を私達浦安側も努力し、中長期視点で共存共栄していく方法を真剣に考えなければなりませんし、今がまさにその転換期ではないでしょうか。

然るに、三番瀬環境施設の設計についても、それ単体で考える近視眼ではなく、中長期的視点で浦安市全体の魅力向上に資する施設、そしてそれが市内の様々な方が描く新浦安のアーバンリゾート化にむけた第一歩となるような施設にすべきだと考えています。

千里の道も一歩からですが、その一歩の向きを間違えれば、長期にわたり間違った方向に突き進んでしまうことになります。

オリンピックまでの数年間は、浦安市の未来を占う大切な数年間です。

これまでにないほどに市政にも注目は集まっており、今この瞬間に浦安市で起ころうとしていることは、間違いなく次回の市長選の争点となることでしょう。