各政治家の尽力によるレッドブル誘致の成功

空のF1と言われているレッドブル・エアレースが日本に来ました。
世界中から誘致の声があり、千葉が選ばれたのは大変大きな出来事のようです。最終的に森田健作知事と熊谷千葉市長のご尽力があり、様々なハードルを乗り越えて実現できました。当初から3年間は継続する保証で、森田知事の全面バックアップで実現にこぎつけました。そして2018年も内田市長による滑走路利用の調整を行って頂いたことにより、再び開催される運びとなりました。

2015年に始まり、過去三年間、10万人強もの人を動員しています。2016年は二日間のうち初日が強風で中止となってしまいましたが2日目は雨もやみ無事に開催となりました。




過去の千葉大会は完璧に練られたドラマのようになんと日本人の室屋選手が2年連続優勝しました。日本人としては大変嬉しい出来事です。日経にも載るほどの大きな出来事となりました。

初めてエアレースという言葉を聞いた時はなんだそれ?と感じたものでしたが、2年目以降になるとパブリックがついて来ておおいに盛り上がっています。

滑走路の準備やハンガーの準備などお金がかかって大変なイベントだなと思いましたが、冷静に考えると、いわゆるF1は広大な敷地に常設でサーキットを作り常に維持しなければならないことを考えれば、はるかにこちらのエアレースの方が効率的かもしれません。使うスペースは僅かなものでこれだけエキサイティングなイベントができるのです。

そして何よりこういった新しいイベント、取り組みをゼロから作り、世界を盛り上げることに成功したビジネス・ディベロッパーはすごいと思います。世界にこうした新しい喜びと感動をもたらすビジネスをゼロから作ることは奇跡です。こういう発想を実現できることはビジネスマンとしての憧れです。

また、千葉市の取り組みも素晴らしいと思います。確かにお金もかかるし、自治体側の負担も大きいですが、これだけのイベントを誘致し、成功裏に実行した千葉市は実に素晴らしい実績です。熊谷市長はまだあの若さにも関らず積極的な地域活性化に取り組み、成果を上げています。

千葉県はレッドブルの誘致以外にも2000万円の予算を確保して東京-千葉の船便の実証実験を開始したり、今までにない取り組みをゼロから行う努力をしています。

エアレースの室屋選手の2年連続優勝は大きな意味を持つように感じました。彼のレース後の嬉し涙に、日本の未来の一部が映っていたように見えました。

2018年、再びレッドブル・エアレースが千葉と浦安に帰ってきます。

5月26日~27日、という日程。室屋選手の更なる活躍に期待がたかまります。これまで6月だったのが少し早まりました。天候リスクも回避でき、素晴らしい五月晴れの開催となるかもしれません。

浦安の空を使った新たな地域活性化に期待が高まります!

新しく完成する東京ベイ東急ホテルは、最高の観戦席になりそうです。