浦安市議会の一般質問の二日目の概要です。

コロナの影響で持ち時間が半分の30分になっています。

全体を通しての感想ですが、この議員と市側のやりとりを見ても、最大でも「検討します」にとどまるため、消化不良なやり取りに見えてしまいます。

議員から質問は事前に通告しているので、回答は一旦書面で事前にウェブ上で公開した上で、当日は純粋な議論の場にするような議会のやり方ができたら、市民ももっと関心を持って議会を見るようになったりはするかもしれません。

それでは二日目の答弁のまとめです。

⑨芦田議員

墓地公園について質問されました。墓地公園の30年分使用料は45万円、市内利用者の通常墓所管理料は年間5100円だそうです。墓地公園は平成4年に利用開始し、30年更新ですので最初の更新を令和4年に迎えます。

その際親類がいないことによる利用料の未払いや無縁化についての質問でした。現状で69人が未払いで11人が連絡不通とのことでした。

⑩毎田議員 

複合災害における避難所の確保について質問されました。大分県では先般の豪雨に際しての避難所の定員をコロナ対策で減らしていたために一部の避難者の入所を断る事例が発生したそうです。

また、災害時における障碍者や高齢者などの要配慮者のため福祉避難所の在り方について質問されました。

福祉避難所は災害時に際して公民館など利用し市が協定を結んだ民間事業者が運営します。これまで設置された事例はないそうですが、最大2942人のキャパで収容できるそうです。

⑪広瀬議員 

文化会館に設置されているパイプテクターについて質問されました。科学的根拠に乏しくテレビや週刊新潮でも疑惑が呈されています。横浜市水道局も導入しましたが指摘を受けて撤去したそうです。これについては市長自ら、経過観察して判断するとの答弁がありました。

700件までPCR等の検査件数を拡大するとした本市の医療体制について、市は20か所の医療機関と契約したとのことです。公表を承諾した医療機関のみ市のHPで公開するとのことでした。

⑫柳議員 

コロナ禍のステイホームを受けた本市の児童虐待の件数について質問されました。昨年令和1年は284件、今年は275件だそうです。今後の対応については感染リスクを軽減するためのオンライン面談などをするそうです。

行政のデジタル・トランスフォーメンションについても質問されました。

⑬美勢議員 

コロナ禍の逼迫財政の中、箱物の子ども図書館を中止、音楽ホール賃料減額を再交渉してはどうかと質問されました。

コロナ検査については「世田谷方式」にすべきだ、と主張されていました。

⑭折本議員 

コロナ検査体制のあり方について深掘りして質問をされていました。

三番瀬の外国人利用マナーなどについても確認をされていました。浦安市としても問題を認識しているとのことです。

⑮西川議員 

業務上発生した事故・リスクへの対応について質問されました。最近行政ミスが複数発生していることについて、庁内の緊張感が緩んでいるのではないかと苦言を呈された上で、リスクをゼロに近づけるためのチェック体制をどのように構築するか質問されました。