松崎さんの政策パンフレット配布の翌日に、内田さんも政策パンフレットを発表されていますので、その内容をご紹介します。
積極的に市民とオンラインで対話する姿勢の松崎さんとは違う選挙戦略で、今のところ内田さんはオンラインでの市民との広い対話はやられない方針です。
YouTubeで一方向のご説明はされており、質疑はできない形になっていますが、その内容を随時更新してご紹介していきます。
内田さんのマニフェストの印象
概ねこれまでの流れを踏襲する内容となっています。細かな字でぎっしりと書かれているのと、羅列になっているので、いささか政策の全体ストーリー感が見えづらくなっています。
というのも現職として足元で今取り組んでいることをそのまましっかり継続する、ということが政策の骨子だからだと思われます。
但し、いくつかの新規の案件もありましたので、それらの代表例を以下に記載します。
- 給食費の無償化
- 市民意見を取り入れた新町地域の公共施設整備
- 舞浜のミニ公民館
- 市川保健所の分室を誘致
- 展示場、自転車競技の誘致
- 新浦安駅前広場の二層化
- 海辺の交歓エリア整備(内容不明)
- 第二湾岸の完全地下化
- 音楽ホールの利用料金制導入
足元の細かな政策がたくさん書かれています。
これらを図示したものが内田さんのホームページで公開されました。
堅実な内田さんらしい方針かと思います。
これまでは推し進めることが大前提のように見えたこども図書館ですが、折本さんの市民調査などで税金の無駄遣いであるという市民意見も強いため、今回の政策パンフレットでは、「市民の声を聞いた上で整備」とトーンは変わっている点は評価ポイントだと思います。
ちなみに前回選挙の公約は以下でした。
この図と今回の図を比較してみると、4年前に約束された内容と比較的重複があります。コロナで約一年以上、活動が停滞してしまったことが要因かもしれません。
追加の説明動画配信
その後、追加で政策の説明ということで動画を配信されています。
1つ目の動画はコロナ対策についてです。足元のワクチン配布などを粛々ときっちり進めて行く、というものです。
2つ目の動画は、子育て政策についてです。待機児童をゼロにする目処が立ったこと、そして、訪問の幼児ベビーシッターサービスに補助を出す制度を創設する、とのことです。その他、特別支援学校の誘致と芸大とのイベント連携を主要政策として紹介されています。