高洲の空き地にラグビー場ができる

昨年、高洲の空き地が売却され、ラグビー場ができることが決まっています。スポーツ施設、という条件付きの公募だったからです。




ラグビーの人気は年々増しており、2019年にはラグビーワールドカップが日本に来ることが決まっており、その人気はさらに加速することでしょう。

そのラグビーの為の大規模施設が浦安市高洲に建設中です。以下千葉日報より。

[2016/9月発表]
県企業土地管理局土地分譲課は、浦安地区第二期(高洲地区)の約3万8000平方mを分譲するため、15日に開札した一般競争入札の結果を明らかにした。トップレベルのスポーツチームの活動拠点(グラウンドなど)として募集したもので、NTTコミュニケーションズ(略称:NTTコム、東京都千代田区)が34億7600万円で落札した。入札予定価格は34億7560万円。

分譲する物件は、浦安市高洲8-20-4地先の雑種地で面積約3万8006平方m。

用途地域は、第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)、第一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率100%)となっています。

浦安市が今後のまちづくり方針として新たに策定した「新町地域土地利用計画」に基づき、各種スポーツにおける国内最上位のカテゴリーに属するスポーツチーム(プロ・アマを問わない)の活動拠点とします。

主な分譲条件をみると、周辺の景観や環境と調和した土地利用とすることのほか、関係法令)都市計画法、建築基準法等及び条例)、土地の都市計画法上の用途地域や建設する建物の建ぺい率、容積率を遵守すること、など。

浦安市によれば、今回分譲する高洲地区の約3万8000平方m(E街区)は、隣接する高洲7丁目に整備予定のリハビリテーション病院や、近接する高洲海浜公園・緑道などとの機能的な連携を考慮して、トップレベルのスポーツチームに触れ合える土地利用とするとしているとのこと。

なお、リハビリテーション病院については、7月28日に開いたプロポーザルに伴う選定審査会で、整備・運営事業者として医療法人社団城東桐和会(東京都葛飾区)を選定。用地の賃借など基本協定の締結に向け、現在、調整が進められています。

NTTコムのラグビー部の正式チーム名は、「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」、チーム名が長いため「NTTコム」と言われています。

現在は市川市二俣にあるNTT千葉総合運動場がホームグラウンドとなっています。ここはラグビーチームだけが自由に使えるわけではなく、練習試合の応援に来るサポーター用の駐車場もないため、親会社がチームのホームグラウンドとして、新たな適地を探していました。

ラグビーの国際試合ができるグラウンドは、タッチラインの長さ100m、ゴールライン70mの広さが必要です。

NTTコムは「天然芝のグラウンドを2面つくり、うち1部は地元に開放したい」と説明しています。練習場のため巨大な観客席などは予定していません。

出所:NTTコミュニケーション シャイニングアークスによるプレスリリース(2017/7/17)

完成は2018年4月予定です。

グラウンドの完成を先読みして、市では2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの公認キャンプ地に立候補しました。

応募は昨年末に締め切り、全国47都道府県の76地区、90自治体が名乗りを上げ、来年までには20チームの候補地が絞り込まれます。県内からは浦安のほか、成田、柏、市原の各市と長柄町が候補地として立候補しました。キャンプ地は出場チームが決めることになります。

浦安市がキャンプとして選ばれれば付随する誘客が期待でき、大きな地域活性化施策の一つとなります。

しかも市の税金は一円も使わない民間資金による案件となるため、素晴らしい案件となりました。完成が待ち遠しいですね。

今はラグビートレーニングキャンプ場に選定されることを願うばかりです。