新浦安南口と違い北口はスペースがあまりなく、道路のスペース確保が限定的です。

そんな新浦安北口側道路にて先日事故も発生していました。

加えて、朝は駐車車両を原因とした渋滞も発生しています。

道路の工夫で渋滞解消や、事故防止ができると思うのですが、いま行政側でどんな取り組みが行われているのかについて、日頃こと問題に現場で取り組んでいる水野みのる市議に状況をヒアリングしてみました。

(出所:水野市議 公式FB)

1.北口では事故が発生することも見かけますが、どのような問題が起きているのでしょうか?

バス停前および周辺での乗降・路上待機が原因の渋滞(ボトルネック)が発生し、交通問題として市議会で何度も取り上げてきました。

朝晩に加え週末休祭日は日中も当該エリアの駐車・待機車輛がアトレ・モナ・イオン等の駐車場利用車輛の通行を阻む事から激しい渋滞が発生し、多数の相談・苦情が寄せられて来ました。

そんな中平成30年6月2日の外環道開通により市内通過車両は約30%増加し、更に平成31年3月26日の「妙典橋」開通に伴う車輛流入増加も予想される為、浦安市は今後も当該エリアの渋滞は悪化の一途を辿る可能性が高いと予想しています。

 

2.警察による解決は難しいのでしょうか?

道路交通法ではバス、路面電車停留所の標識版(標示柱)から10㍍以内の部分は駐停車禁止と定めています。

しかしあまりにも対象車輛が多い事から浦安市・浦安警察の連名で「バス停付近駐停車禁止」の告知板をフェンスに掲示するに留まっています。

ドライバーが乗車した状態では違反切符を切れず、交通違反としての取締りは難しいとのことです。

 

3.インフラ側を整備することで解決できないのでしょうか?

若潮通りは県道の為、現在浦安市は県に対しバスの停車スペース(バスベイ)設置を要望しています。

しかし、バスベイ設置には歩行空間(歩道部分)の拡幅が必要な為、現在浦安市は駐輪場設置個所の所有者であるJR東日本と交渉を進め駐輪場撤去を目指しています。

撤去完了後は市道部分の歩行空間を拡幅し、その後県道部分にバスベイを設置する流れで市は一連の交渉を浦安市は進めています。

 

4.今後の問題の解決方法はどのようになっていくと推測されていらっしゃいますか?

今後も市内交通量は増加の一途を辿る為、浦安市は県にバスベイ整備を強く要望・申し入れしています。

しかし、バスベイ整備だけでは根本解決に至らないので入船交差点~美浜交差点間の道路上へ駐停車を抑制する為の「ポストコーン」設置に加え、中央分離帯(グリーンベルト)をガードレール等に置き換えて、三車線化すれば円滑な交通が確保出来ると推察します。

(以上インタビュー中の画像は、水野みのる市議より提供)

まとめ

浦安市や市議の皆さんで本件には長い時間をかけて取り組んでいただいていることが分かりました。

一方で、県道ですから、今回立候補されている県議候補の方々には、むしろ積極的に関与して市民の安全を守って頂けたらと思います。

そしてなにより、市民として、上記のような人命が関わる事故防止や経済ロスの大きな渋滞防止の為に、新浦安北口道路にてハザードを出して駐車する行為はやらないようにすることが一番早くて、確実な解決策ではないでしょうか。