浦安市日の出の三番瀬沿いに建設中の三番瀬環境観察自然園の本体工事はほぼ完了し、その全容が明らかになっています。
テラス部分と階段部分に策を取り付ければまもなく完成です。
今後は春まで外構の工事が進みます。
外構を含めれば約2億円の工事です。その価値が本当にあるのかどうか、5月以降の市民の声で見えてくることだと思います。
一方で、建物の造りは非常に堅牢であり、エレベーターもあり、市民団体からの要望のあった倉庫と水場以外は、建物本体の使用用途はフレキシブルではないかと推察しています。
そう考えると、この最高の海辺のロケーションを活かして、民間資本とノウハウを活用し、浦安市は支出をしないどころかむしろこの施設で稼いでいくスキームが可能です。
日本中でそのスキームが実施され、その地域創生効果は絶大と評価されていますので、これをやらないのは、単に浦安市ではリスクや設計を民間に寄せた民間活用スキームをまだやったことがないから、「分からない、知らない、面倒」というだけかもしれません。
浦安はこの民間活用スキームで稼いだ資金を原資に、福祉や教育、防犯など、必要経費の拡充に充てていくことで浦安の魅力を高めていくことをしなければなりません。
今後急激な高齢化を迎えるニュータウン系の浦安には絶対に必要なスキームです。
新市政になってか、街の成長につながる新しい施策が、最近出てこないことを大変危惧しています。
もしその理由に財政があるとするならば、こうしたことを積極的におしすすめるべきです。
自民党の全体政策でも、この官民連携、民間資本とノウハウ活用は主要な柱の一つです。この三番瀬の新しい建物を使って、小さくても良いのでぜひ民間にアイデアも、資金も出してもらうスキームを検討してもらいたいと切に願います。
国政や県政を司る自民党だからこそできることがたくさんあるはずです。夢物語や局所的な利益だけを語る野党ではなく、自民党でなければできない地に足をつけた責任ある政策運営がたくさんあるはずです。
第二湾岸が具体化するのもまさに自民党の結束力によるものでしょう。第二湾岸ができれば浦安の価値も大幅に上がりますし、何より、防災の観点で重要なインフラになります。これも自民党のリーダーシップがなければ再開にはたどり着かなかったことでしょう。
ぜひ選挙も近いことですし、政策をゼロベースで見直して頂き、自民党らしさを前面に出す政策の一つとして、この三番瀬環境施設を活用して頂きたいと願います。