先日閉店した二階の店舗跡地ですが、早速つぎのお店のオープンが告知されました。

それらの最新情報と、これからの動向について考えてみたいと思います。

 

新しくオープンするテナントは?

1月6日に二階にあったアートライフデポが閉店しました。

それなりに大きい面積でしたので今後どうなることやらと心配をしていましたが、すでにつぎのテナントは決まっていたようです。

ご覧の通り、次のテナントは本屋「ときわ書房」及び中古ゲーム販売店「ゲオ」となります。

地域の声に配慮頂いたテナントとなり、これは大変嬉しい出店です。

とはいえこのアマゾンが世界最高時価総額になる時代に本屋で本を買う人はどんどん減っていますから、現物を扱う本屋さんは参考書や雑誌などその場需要が強いものにフォーカスし、中古ゲーム販売店の面積を広めにした方が経営は良くなりそうな気がします。アメリカではすでに本屋実店舗はディスラプトされて壊滅しています。

とはいえ、トイザらスやタワーレコードはアメリカでは倒産しても日本では残り続けたような日本独自の動きがあるため、ビジネスアナリシスの観点で興味深いでしょう。

今回のアートライフデポ跡地のスピード出店発表を考えると、元からアートライフデポの閉店は計画に織り込まれていたのかもしれません。

三階にも同資本の会社がありますから、単に次が来るまではタダ同然で貸してあげますよ、というお約束だったのかもしれません。

ゲーム販売店については、またもやトイザらス対抗のお店になります。スタジオアリスの件といい、トイザらス新浦安はかなり危ない気がします。

面積拡大するテナントは?

ニューコースト新浦安内でも業績が良いと言われているのがニトリです。計画以上の売上になっているそうですね。

そのためなのか、東側の空きスペースを使ってニトリは店舗拡張することが決まりました。

今後はどうなっていくのか?

早いPDCAを回すテナント戦略であることが見えます。

あまり業績の良くないテナントについては早期の入れ替えもありえるでしょう。フードコートの某テナントはあまりニーズにマッチしておらず、苦戦していると聞きます。このあたりは近く入れ替えがおこるかもしれせまん。

業績が悪いというとは消費者からしても必要ないということですから、撤退コストをなるべく下げてあげて入れ替えていくことは重要でしょう。

また上記の通り、トイザらスは結構厳しい状態であるものと想定されます。

千葉県土地管理局は原則としては土地は処分していく方向です。かつ、一般に売買される価格に比べて安めにおろしているようにも見えます。

トイザらスが撤退し、スターツが買収し、ニューコースト新浦安と一体運営し巨大ショッピングモール化させていくというシナリオもありえるかもしれません。

必要とする顧客層が限られているトイザらスよりは、そういった地域発展につながる開発の方が良い可能性もあります。

ただ逆にマンションになるのは避けたいところです。京葉線の混雑は今後さらに悪化します。複々線化できない中でマンション建設が続くと朝の通勤は大幅な悪化が懸念されます。

今後の動向は引き続き目が離せませんね。