新浦安駅前のモナの一階には少し前まではピーコックがあったが、撤退してしまいました。今回はその背景と今後についてレポートします。
ピーコックは長い間J.フロント リテイリングの傘下でしたが、2013年4月のイオンへの株式譲渡に伴いイオングループの一員となり、「株式会社ピーコックストア」から商号変更されました。
店舗名は「ピーコックストア」などの名で、イオングループ参入後も維持されています。株式の取得額は130億円で、負債を含めた買収総額は300億円でした。
イオンは首都圏を中心に計約80店を展開するピーコックを子会社にして、成長戦略の柱である大都市でのシェア拡大を加速する戦略です。
とはいえ、すぐ隣のショッパーズプラザにあれだけ大規模のイオンがあるのにお隣で中規模スーパーをやる経済合理性はありません。
ということで撤退に至ったのかもしれません。
初めて撤退の事実を知った時は新浦安衰退の始まり?と危惧をしました。ピーコック以外にもモナは撤退が多い状況です。
確かにその側面は否めません。
しかしながら、ピーコック跡地については、すでにスーパーを後継テナントとして確定した上での撤退となっており、新規のテナント募集はしていないということでした。
もう少しすればまた新しいスーパーのテナントが入ることになるようですので、一安心です。
先日オープンしたイオンスタイルがミドル単価層狙いなので、店舗の広さからすると、高単価層狙いのスーパーになるかもしれませんね。