いよいよアイルズの最終街区であるコースト街区の二期地域の本格的建設と販売活動が開始されました。

カウンティとは「郡」という意味ですが、どんな想いで名付けられたのでしょうか。

 

一部の家がすでに立ち上がり、外周の外構の工事も始まっています。

外構工事はこれまではコンクリートで構造部分が作られていましたが、今回はブロックを積み上げて作られています。

鉄筋コンクリート単価が上がりすぎているので、コスト削減の努力でしょうか。

コースト・カウンティの価格帯はどうなる?

コースト地区は土地の購入時にスターツさんと競り合った為に単価が上がったと聞きます。また、サンシャインは国土交通省による液状化対策の指針が無かったため、法令に定められた長さよりも更に深くまで液状化対策の砂杭を打ち込みコストをかけたようです。そしてサンシャイン地区だけは太陽光発電が最初からついていました。

しかし、震災の風評の中で販売の勢いをつける為、初期の頃は赤字覚悟のプライシングであったとも聞きます。

よってプロジェクト全体の利益を確保する為には、在庫が減って希少性が上がるに連れて、販売単価は必ずあげて行かなければなりません。

パームの平均単価が8000〜9000万円の間でしたので、コースト・カウンティの平均単価は、8500〜1億円程度になるのではないかと予想します。そして海側は1億超えがスタンダードになるのではないでしょうか。実際、ブリーズの海側は1.2〜1.8億ほどでしたし、コーストの海側も1億超えの物件でした。

目玉商品として、トヨタホームさんが、工場大量生産で標準化された設計で、更に壁面タイル等職人コストがかかるものは一切つけずにコスパを追求した50坪ジャスト、北側道路の物件を数戸販売されるとは思いますが、それでも7480万くらいが最低ラインになるのではないかと思われます。コーストの時に5980万円というコスパ型目玉商品が販売されたことと比べると実に25%近い値上がりになります。

またコスパ型の家といっても性能は全く変わりませんので、そのお買い得感から人気倍率はとても高くなるでしょう。

そう考えると、アイルズを購入検討されている方は気に入った物件と出会えたら、悩まずに買い付け書面を書くことが、後々後悔しなくて済む方法かもしれません。

さらに海側の人気化する物件はミサワホームさんはすでに建築前の青田売りを開始されていますので、浦安で購入を検討されている方は早期決断が必要になりそうです。

一般論ですが、比較順調に売れる新規分譲不動産は、販売完了後に「やっぱり欲しい!」と思う方が出てきて、中古価格が販売価格より上がることがしばしばあります。

アイルズ近隣の新浦安物件も、震災があったにも関わらずまさにその法則に当てはまっています。2017年では日の出地区物件の単価上昇か見られました。

地銀を中心にアパートローンの引き締めが始まり、融資先は個人の住宅ローンに流れ込みます。融資がつきやすくなれば当然居住用住宅の販売は伸びます。更にコンクリート鉄筋工職人単価が跳ね上がっている現状では、あまりコンクリートを使わず、マンションのような価格の暴騰が起きていない戸建の人気が高まっている点も意識しておく必要があります。