いま多くの市民の方が連日のコロナ患者発生に、とても不安で心配な毎日を送っています。
そんな中で浦安市は以前に決めたコロナ警報のはつれいも、基準をオーバーしてだいぶ経ってから発令していました。
そしてその日に内田市長からは以下の声明がでています。
しかし、これを読んでも小学校の朝礼の域を超えていません。
・どうしてコロナ警報を発令するのを遅らせたのか?
・浦安の医療崩壊のリスクは?
・ディズニー再開はコロナ拡大に影響はないのか?
・なぜクラスターリスクの高いスポーツ施設を閉鎖しないのか?
などなど、
多くの市民が不安に思うFAQには全く答えていません。
ピンチの時こそリーダーの資質と真価が問われますが、これでは市民との対話ができているとは言い難い状況です。
見えないところで、内田市長は市庁舎の中でいろいろ駆け回ってご尽力されているのかもしれませんが、内田市長が本気で市民と向き合う姿を、公の場でオープンに発信していただきたいところです。
一方で、お隣の千葉市の熊谷市長は、毎日のように市民の不安に対して市のリーダーとしての見解を明確に述べ、TwitterやFacebookでもオープンに市民と対話、議論をしています。
有権者に迎合するのではなく、反対意見の場合にも、ご自身の考えを筋を通して話されています。
これらの書き込みは代理の後援会FBにはできないでしょう。全てご自身で書き込みされているものと思います。
出所: 熊谷 千葉市長Facebook
緊急時にこういうアティチュードが取れることが、本来のリーダーの姿ではないでしょうか。
内田市長はコロナで露見しましたが、市民には緊急時でも姿が見えなすぎるように思います。有権者の支持を得て市長になられた訳ですから、もっともっと市民に対してビジビリディをあげて欲しいと思います。
自分の言葉で、リアルタイムにご自身の考えとこれから浦安が向かう方向を発信し、クローズドな市庁舎の中の会議ではなくSNSでどんどん市民と対話をしてもらえるような市長の動きになって頂けたらと、こんなコロナで大変な時だからこそ、強く感じるところです。
面積は小さくても活力溢れる浦安市です。市長が直接デジタルのソリューションを使って全市民と対話し、意見を把握することで、疑似的にも直接民主制のような形も実現できる街が浦安市です。
今の現状は、なんだかんだとてももったいない気がします。
最近、市議の西川さんはTwitterで対話形式に方針転換されました。
岡野市議もFacebookでご自身の考えの発信とコメント欄での意見交換をされているようにみえます。
こういった方々の活動はまだまだ市議会議員の中では少数派ですが、重要な一歩だも思います。こういった双方向のデジタルコミュニケーションが当たり前になってくれば浦安市はとても風通しが民意を反映した良い政治になるのではないでしょうか。
デジタルコミュニケーションは炎上のリスクを伴いますが、だからこそよく考えて、市民と対話できるようになると思います。会話は瞬発力ですが、書き込みは発信前にしっかり考える時間があります。
千葉市長のように、内田市長は今こそ、こういった全市民と本気で向き合うためのアクションを取っていただけたらと願います。