ダーウィンの種の起源の一節を読みながら、ふと浦安の今後について、あれこれと想いが巡りました。
ダーウィンの種の起源の中にこんな一節がありました。
最も強い者が生き残るのではない 。
最も賢い者が生き残るのでもない 。
唯一生き残るのは変化できる者である 。
なかなか本質を突いた表現だと思います。
これを浦安市にあてはめて考えてみました。
財政的には浦安市は最も強い自治体の一つです。
職員の方々も大変優秀で仕事も丁寧に確実に遂行されるプロフェッショナルな方々が多い浦安市です。
しかし、最後の「変化」という部分が浦安の運営には必要なように感じます。
すぐ隣の千葉市は苦しい財政の中でも、官民連携の創意工夫で臨海の公園を活性化し、人々が行きたいデスティネーションへと変化、進化させています。
例えば今後、浦安市図書館も大規模な改修が始まりますが、せっかくの機会なので単に内装をリニューアルするのではなく、コストを落としながらサービス拡充を測るような最先端のテクノロジーを導入する検討などが行われても良いかもしれません。
本は紙の方が良い、と言っている方もまだまだ多いですが、アマゾンのキンドルは一度使うとあまりにも便利で逆に紙の本はもう使えなくなります。
航空会社のラウンジでも、紙の雑誌が一部廃止され、電子書籍として在庫がない、貸出待ちの状態がなくなるような利便性向上を図っています。
浦安市で最先端図書館の在り方を示す先駆的な取り組みが発表されれば、浦安市のブランドを向上させることが期待できます。
まもなく開示される次の年次の予算案にどんな「変化」が起こる要素があるのか、注視したいと思います。