イトーヨーカドー食品館 新浦安店の再開までの経緯についてご紹介をしたいと思います。



森トラストへの申し入れ

まず、森トラストが売買契約を締結するまでは、買い手が誰なのかは浦安市も含めて一切分かりませんでした。

その時点では浦安市は森トラストに対して「商業施設を残して欲しい」という要望をすることしかできませんでした。

その後売買契約が締結された後、まだ森トラストやスターツからは買い手の名前は正式には開示されていませんが、おそらく国土法の届け出か何かで浦安市は買い手に関する情報を掴んだのだと思います。そして買い手がスターツであることは内田市長の発言から判明しました。

 

その後、浦安市は森トラストではなく、スターツに対して商業施設の存続について強く要望して来ました。

スターツとの交渉

新しいオーナーとなるスターツに対して、浦安市は当面の間のイトーヨーカドー食品館の存続を求めました。

しかし、当初のスターツの反応は極めてネガティヴだったようです。

確かに140億円ものオーバーバリューとも言える価格での購入ですから、キャッシュフローを生まない形で寝かせることは、コーポレートファイナンスの観点からはあり得ないことです。

 

故に浦安市としてもダメだった場合の次善の策として、オーケーストアとワイズマートまでのバスを走らせることを同時並行で準備を進めることにしました。

しかしながら、浦安市の粘り強い交渉(陳情)により、建物取り壊しまでの暫定措置としてイトーヨーカドー食品館新浦安店としての再開を、スターツ社に認めて頂くことができました。

以上が2017年6月議会で明らかになった経緯です。

なお、議会は市民ならば誰でも市役所10階の傍聴席に入れますし、インターネットでライブ配信もされています。

ぜひ各市議がどのような活躍をされているかはご覧ください。次の選挙の候補者選定の何よりの参考になると思います。

さて、それではイトーヨーカドーの件に話を戻します。



イトーヨーカドー食品館は今後どうなるのか?

やはりイトーヨーカドー食品館は、スターツが建物を取り壊すまでの暫定的措置となります。

早ければ年内にも再び閉店することになるでしょう。

浦安市としては、スターツに対して市民のニーズにあった商業施設を入れて欲しいと引き続き要望していますが、まだ内容は未定ということで回答は保留とのことです。

ここで浦安ファンとしてご提案したいことは、イトーヨーカドー食品館の積極的な利用推進です。

イトーヨーカドーも店舗撤退はレピュテーションリスクを伴うため、できる限り避けたいはずです。

スターツが再開発する同場所に再び入るとなると数年間の空白が生まれてしまいます。

その間にクオン新浦安や三菱地所のマンションも完成し、商業施設不足はますます厳しいことになります。

浦安市民としてすべきこと

地域住民としては、とにかくイトーヨーカドー食品館を積極的に利用し、スーパーだけならば業績は良いのだということを7&i本社に分かってもらうことに注力すべきです。

既存建物で営業している間に、すぐ近くのマリナガーデン新浦安内のスーパー用地を借りる交渉をイトーヨーカドーと大和ハウスで進めていただき、既存建物の取り壊し時点でスムーズに「イトーヨーカドー食品館・マリナガーデン新浦安店」として継ぎ目なく開店頂けるように、地域住民として協力すべきでしょう。

浦安市も、マリナガーデン新浦安におさんぽバスを乗り入れさせ、交通の便を高めることで、テナント経営に優位に働くような政策をとることで、上記の民間の動きを後押しできるはずです。

マリナガーデン新浦安のスーパー用地は、現時点では手を挙げてくれる事業者がおらず、白紙と聞いています。

この浦安市にとって極めて望ましく無い現在の状況を変えることができるのは、やはり浦安市であり、地域住民1人1人の行動だと考える次第です。

立ち上がりましょう、浦安のために。

たくさんお買い物しましょう、イトーヨーカドー食品館で!