浦安郷土資料館

個人的にはけっこう好きな場所なのだが、休日や連休でも人がまばらな浦安郷土資料館に行ってきた。




ここでは浦安の漁師町としての生い立ちや、現在に至るまでの歴史を学ぶことができる。

浦安市の現在に至るまでの歴史を学ぶことができる。

古き良き浦安の街並みが館内に再現されている。

浦安市の税金で運営されているため、入館料はなんと無料。こういう素晴らしい施設は、もっともっと地域活性化、浦安のPR・情報発信のために活用して欲しい。3連休の午後でも人はほとんどいなくて、少し寂しかった。

浦安活性化への活用方法

例えば、昨今のインバウンド向けのビジネスは爆買いから、体験型のツアーに人気が集まっている。

こういう素晴らしい施設を活用し、昔ながらの日本を体験でき、古き良き日本の文化を発信する場にもっと活用できたらと思う。

下町情緒と言うと今はまだ浅草、上野、御徒町などの名前が上がるが、近代リゾートと古き良き日本を同時に楽しめる街・浦安としてもっと街のアイデンティティを打ち出して行くことができれば、そこに新しい浦安の発展があるように思う。

おそらく年間でインバウンド旅客が来ることはほぼ皆無と思うが、ここにパッケージを組んで、日本の歴史体験とか、着物に着替えて昔の家で食事をするとか、新しい付加価値提供を考えたりしたら面白いのではないかと思う。

海外からの旅行者はこういう文化体験がとても好きだ。週の前半はディズニーで楽しんでもらい、後半は浦安元町で、古き良き日本を体験してもらい、我々は日本流のおもてなしで迎えてあげることができないだろうか。

もはや爆買いの時代は終わり、経験・体験を求めて日本に来るリピーターの時代に変わった。中学はすでに税法を変更しているので、爆買いが復活する可能性は低いだろう。インバウンドはよりディープな日本を求めて、日本に再来している。

浦安でもそのようなインバウンドに新しい魅力を提案し、来てもらい、長く滞在する術を真剣に考えるべきだと思う。これからどこのニュータウンでも抱える急激な高齢化リスクは浦安も同じである。

新しい産業を作り、雇用を増やし、安定した人口ピラミッドを維持していかなければならない。

浦安には目玉となるディズニーとその来訪者が滞在できるホテルが多数ある。この強みを活かさない手はない。