2017/9/1に、新浦安で大変悲しい死亡事故が起きてしまいました。

 

浦安市日の出1の県道交差点で、1日午後10時20分ごろ、横断歩道を歩いて渡っていた会社員が右折してきた乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。現場は右折レーンがある片側3車線の県道と片側2車線の市道が交わる見通しの良い十字路交差点。

出所:千葉日報

交通事故は誰も幸せにはならない、とてつもなく悲しい出来事です。

この事故の教訓は、例え信号があっても事故は起きてしまったということ。

右折の時は対向車に気を取られてしまい、曲がった先の横断者に意識が向かないことがあります。対向車と横断歩道の両方に意識が分散し、さらに対向車に突っ込まれる!という焦りをドライバーが感じてしまうことからこのような事故が起きてしまうのです。とにかくゆっくり焦らずマナーを守って安全速度で走る。究極的にはこれしかありません。

しかしながら、インフラで事故を抑え込むことも重要です。それなのに、日の出地区には他にも危ない交差点がたくさん残されたままになっています。子供達の通学路にもかかわらず、信号すらなく、横断歩道のペイントが完全に消えている場所すらあります。いつ事故が起きてもおかしくない状況ですし、車の事故は既に発生しています。

下記の写真の左側横断歩道マークは跡形も無くなっています。

ご覧の通り、白い線は全て消えて無くなっています。

浦安市管理の市道ですから、これを直すことができるのは浦安市しかありません。市民の生命に関わることですから、直ちに対応すべきことではないでしょうか。

また、信号がついても先日の事故のように万全ではありません。

交通量が少ない交差点では、むしろラウンドアバウトの方が安全性及び利便性が高まることが証明されていますし、国土交通省でも各地域の道路へのラウンドアバウトの導入を推奨しています。

何よりも人命第一です。いまできることをすぐにやるべきではないかと思います。

一定の条件下では、ラウンドアバウトは信号機よりも優れていると国土交通省も公開しています。(交通量が一定以下の場合)

以下の資料は国土交通省公開の資料より抜粋しています。

上記の通り、実際に安全になったと答える人が多いラウンドアバウト導入です。

その他、信号に比べて交通時間も短縮され、また、災害時の停電下でも交差点が機能する為緊急車両の移動にも有利です。

参考記事:新浦安地区の信号未設置交差点へのまったく新しい浦安市単独で出来る対応策があった!

1日も早く事故がなく、安心して暮らせる街、浦安となるように行政のご対応を待ち望んでいます。