2013年の冬に始まった新浦安日の出地区の大規模戸建分譲。サンシャイン130価格、コースト60区画、ブリーズ60区画がほぼ完売し、折り返し地点となるPalm130区画の販売がはじまった。




広さも顧客のニーズ、声を反映し日に日に巨大化している。サンシャインの頃は庭付き、というコンセプトであったが最近の物件はもう庭はなくギリギリまで建物を大きくしている。

例えば以下のPalmの物件の1つはなんと床面積170平米だ。まだ値段は出ていないが1億前後になると思われる。

全130区画が4つのエリアに区切られているが、そのうち南東の役40がほぼ完成し販売が開始されている。

今回のテーマは「ラナイ」。実は別に何か新しいものではない。今までも存在したテラスの活用だ。

今までもリビングに併設してあったテラスをリブランドして、ハワイのイメージでのプロモーションしている。

ラナイと聞いて、その気持ちで実物を見ているとつい憧れてしまう。家族や友人と初夏にこのラナイで歓談をしたら、とイメージする人も少なくないだろう。今までと機能価値は本質的には変わらないが、マーケティング方法で感情価値を付加することで、こうも印象と商品価値が変わるのかと思うと大変勉強になる。

まだまだ景気は持ちこたえており、金融も資金豊富な状況なので、Palmもすぐに完売するだろう。

資産価値という観点では500戸の物件がすべて完売した後にその真価が問われるだろう。

戸建の上物はいずれ償却されていくのは避けられない。戸建については日当たり、道路アクセス、場所というお金では変えられないものを中心にしっかり検討を進めることを個人的にはオススメする。

現状のアイルズ資産価値の個人的な見解についてはこちらを参照。

アイルズの開発状況については引き続きレポートする。