皆様もご存知の通り、浦安市の東野プールでは今年から駐車場が廃止されます。

すぐ隣のヤオコーがタイムズになっており、こちらを利用すれば問題はなく駐車できるわけですが、料金はかかります。

料金は以下の通りです。

住所 千葉県浦安市東野2-29

台数 135台

車両制限 全長5m 全幅1.9m 全高2.1m 重量2.5t

入出庫可能時間 08:45~22:00

(注)2018/7/1時点。

(出所:タイムズ公式サイト)

道路を挟んだアクロスプラザ浦安東野は駐車場が無料となっており、プール利用者による長時間駐車が発生しないのか、心配なところです。

アクロスプラザ浦安東野も有料化しなければ、その可能性は排除できないでしょう。

東野プールの設置からの時間も大分経っており、メンテナンスにもお金がかかってくる頃です。

今後の浦安市内のプールの在り方も、ゼロベースで議論しなければならない時期に来ているかもしれません。

そんな中で、お隣の千葉市では、民間資本を活用し、税金の支出がないどころか、市税収入にもなってしまうPFIの民間委託スキームで稲毛海浜公園のぷがリゾート化されます。

千葉市稲毛海浜公園のリゾートプール化

千葉市では、稲毛海浜公園の持つポテンシャルを最大限に生かし、より魅力的で賑わいのある場となるようリリニューアルを進めるため、民間事業者から事業提案を募集し、2018/4に基本協定を締結しました。

INAGE SUNSET BEACH PARK

人間の五感を通して、社会に必要な知識や体験を「気づき」として提案できる公園

主な提案事業

※事業者の提案内容であり、詳細については今後の協議により決定します。

  • 砂浜改修
  • 海へ延びるウッドデッキ
  • グランピング
  • 宿泊施設(稲毛記念館のリノベーション)
  • 温浴施設
  • 大人も楽しめるプール(リゾート感が感じられるものへ改修)

(出所:千葉市HP)

事業期間は20年間で、建設費は全て民間ぎ負担します。地代も千葉市に対して支払うことになります。新しい市税収入になり、それはさらに市民還元できる原資となります。

事業の収入は民間が得ることになりますが、事業リスクも彼らがテイクしているわけで、さらに自治体は一般的には事業は得意分野ではないので、民間に委ねるべきことということが一般的には正攻法となります。

他市ベンチマークから浦安のあるべき姿を考える

千葉市の事例をご覧頂くと一目瞭然の通り、まさに市民の満足度向上、市の税収アップ、民間も良い事業ができる、という「三方良し!」の実現です。

今回の2018/6の浦安市議会では、浦安市さん側は、「国が昨年提示した民間資本の活用・民営化・改正公園法を活用した官民連携の在り方を真剣に考える」とご説明されました。

千葉市や東京都ではまさに新しい雇用も生まれるこの官民連携による公園活性化が推進されており、これらの事例を見ながら、浦安市ではもっと素晴らしいスキームと結果を作って頂けたらと思います。

議会では民営化に対する慎重な意見も散見されましたが、実際の民営化による雇用増大や市民の満足度向上の実例をしっかり研究頂ければ、そのような不安は不要であることはご理解頂けることと思います。

浦安市さんには、ぜひこのまま実現に向けて民間を活用し、浦安を次なる飛躍に持っていくようなスキームを推進頂けたらと思います。

もう遅いですが今度リニューアルされる図書館も、仙台市などでは民間を活用した大規模改修(建て直し)が行われ、今は市民の憩いとなっています。

東野プールはこれから大規模改修などが必要な時期になります。

例えば千葉市事例のように、総合公園または高洲公園を活用し、海辺の素晴らしい公園+商業施設、ホテル機能、羽田や横浜への船便の設置などを併設するというコンセプトで民間からの提案を求めれば、大手の事業者からも素晴らしい提案が入るかもしれません。

(出所:日経新聞)

加えて、浦安市懸案の高潮・津波対策として境川河口への水門設置を行ってもらうことにすれば防災対策の強化にもなります。

こんな大掛かりなプロジェクトを税金で行うことはナンセンスです。しかし、官民連携手法を活用すればこんな夢のような話ももしかすると現実味を帯びてくるかもしれません。世界のPFIを研究すればするほど、実際に実現可能に思えてきます。