エアーズガーデン、アイルズ、クオンなど大型新築分譲が続き、また沢山のホテルの建設ラッシュとなった2017年ですが、浦安市内の不動産価値の動向はどうでしたでしょうか。

2017年の不動産価値の動向を総まとめです。

 

大きな流れで言うと売買価格は上昇傾向にあり、震災風評からは脱却し再び資産価値が上がっているという印象です。特に駅近の資産価値は大きく上昇しています。

その他の地区でも、資産価値安定または微増という一年でした。

浦安各地の様子をまとめると以下の様子です。(出所:レインズデータ)

・購買の人気物件は、90平米〜の物件売買が多い。不動産価値を考える上では90平米以上の部屋の購入が望ましいと考えられる。

・2017年は5000〜6000万円超の取引件数が増加

・市内の中古マンション成約数は、200件超。2016年比較では微減

・坪単価は3月から7月まで4か月連続で上昇した後、11月まで4か月連続で下落。その後12月にまた上昇

・2017年平均坪単価は約155万円で2016年約154万円からは微増

・入船・美浜エリアは売買数が減少するが、坪単価が大きく上昇。エアーレジデンスの不動産価値も完全復活。その他の築年数が経過した物件も高値で売買され、リノベーション需要が旺盛

・日の出エリアはアイルズおよびクオンの販売もあり売買数は減少するが、坪単価は上昇。新築分譲価格も3年前に比べて30%程度上昇している。震災前の10年前に比べても40%程度の上昇

・高洲エリアは売買数が増加し、坪単価は横ばい。購入希望者は増加傾向

・明海エリアは売買数が微増、坪単価も微増

・富岡・弁天エリアは売買数が横ばい、坪単価が下落。新築分譲マンションにお客様が流れたのかもしれません

・元町エリア不動産は、売買数・坪単価ともに横ばいだか、資産価値の安定性は高く良い資産であると言える
 

はたして、2018年はどのような1年になるのでしょうか。オリンピック景気の反面、北朝鮮リスクがどう作用するか、目が離せません。